三井不動産販売(株)は14日、「三井のリハウス」を中核とした同社ネットワークの全国仲介取扱件数が、累計で50万件を突破したと発表した。1977年の「三井式フランチャイズシステム」(現:三井のリハウス)導入後からの累計数字。
同社ネットワークの仲介件数は、1989年に10万件を突破。2001年には30万件を突破し、07年上期までの取扱件数が1万5,427件となったことから、累計件数が51万5,123件に達したもの。
現在、同社ネットワークは、同社と全国のリハウス会社(20社)、地域三井不動産販売4社で構成されており、07年上期末のネットワーク店舗数は首都圏162店舗、全国240店舗となった。
また同日、代表取締役社長・佐藤実氏が、専門誌記者と会見。佐藤氏は、今後の仲介ネットワークについて「リハウスネットワークも、直営店の比率が8割を超え、スタート当初とは大部中身が変わってきたが、これからもフランチャイズシステムは堅持していく。今後は、リハウスの理念である地域密着の原点に返り、売買仲介だけでなく、地域のさまざまなニーズにこたえるワンストップサービスを提供できる店舗を増やしていきたい」と語った。