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10月の首都圏マンション、契約率62%台にまで低下/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は15日、2007年10月度の「首都圏マンション市場動向」を発表した。

 10月の新規発売戸数は5,731戸(前年同月比▲9.1%)となった。

 1戸当たりの価格は 4,693万円(同8.0%アップ)、1平方メートル当たりの単価は61万4,000円(同6.2%アップ)となった。
 契約率は62.5%(同▲14.1ポイント)で3ヵ月連続の60%台と低調。翌月繰越販売在庫数も8,582戸(前月末比688戸増)と増え続けている。

 即日完売物件は、「加賀レジデンス」2期(東京都板橋区、36戸、平均6,731万円、平均1.3倍、最高3倍)など13物件、計323戸。超高層物件(20階以上)は14物件、計698戸、契約率79.1%だった。

 なお、10月の発売戸数は6,000戸前後となる見込みだが、1~10月の累計発売戸数が4万8,963戸にとどまっていることから、同社は「年間供給戸数が6万5,000戸を下回る可能性がある」としている。


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