不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社ネットワークにおける2007年10月の首都圏流通市場動向を発表した。
10月の物件登録数は、中古マンションが2,548件(前年同月比33.6%増)となり、前年同月比は7ヵ月連続のプラス。新築戸建ても、1万3,917件(同16.8%増)で、前年同月比で7ヵ月連続のプラスとなった。
首都圏の物件成約数は、中古マンションが721件(同8.3%増)と、先月のマイナスから再びプラスとなった。神奈川県が横浜市を中心に回復し、19.7%の大幅増、埼玉県も好調だったことから4ヵ月ぶりにプラスに転じた。新築戸建ては2,084件(同10.2%増)となり、前年同月比は3ヵ月連続のプラスとなった。中古戸建ては 453件(同17.4%増) となり、19ヵ月ぶりにプラスとなった。
平均成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり35万2,800円(同11.4%上昇)で11ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,177万円 (同 16.3%上昇)で10ヵ月連続の上昇となった。新築戸建ては、1戸当たり3,705万円(同2.4%上昇)で2ヵ月連続のプラスとなった。中古戸建ては1戸当たり2,835万円(同 ▲2.9%)で6ヵ月ぶりにマイナスとなった。