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10月の建設工事受注高、先月の増加から再び減少/国交省

 国土交通省は11日、平成19年10月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 建設工事受注高は4兆1,149億円(前年同月比▲8.5%)。うち元請受注高は2兆8,109億円(同▲4.9%)、下請受注高も1兆3,039億円(同▲15.3%)と、いずれも先月の増加から再び減少となった。
 元請受注高のうち、公共機関からの受注高は8,808億円(同▲5.8%)で3ヵ月連続の減少。民間などからの受注高は1兆9,302億円(同▲4.5%)と、先月の増加から再び減少した。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は8,372億円(同▲6.0%)と、4ヵ月連続の減少。うち、「国の機関」からは2,628億円(同11.2%増)で先月の減少から再び増加し、「地方の機関」からは5,745億円(同▲12.2%)と24ヵ月連続の減少となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は3,936億円(同▲24.9%)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は3,539億円(同30.8%増)と、2ヵ月連続の増加となった。



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