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11月の首都圏賃貸成約数、前年同月比で再び減/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は20日、首都圏における2007年11月の賃貸物件の市場動向を発表した。

 物件登録数は、居住用が4万2,714件(前年同月比▲7.8%)となり、前年同月比18ヵ月連続のマイナス。事業用は、4,585件(同▲1.2%)で、4ヵ月ぶりにプラスへ転じた先月から再びマイナスとなった。

 物件登録賃料は、1平方メートル当たり、マンションが2,710円(同0.5%上昇)と12ヵ月連続でプラス、アパートは2,070円(同0.5%上昇)で5ヵ月連続のプラス。
 1戸当たりでは、マンションが10.29万円(同1.5%上昇)で3ヵ月ぶりのプラス、アパートは6.18万円(同▲1.0%)で57ヵ月連続のマイナスとなった。

 物件成約数は8,517件(同▲0.4%)で13ヵ月ぶりの増加となった先月から再びマイナス。エリア別では、東京23区3,703件(同▲4.7%)、東京都下599件(同▲18.1%)、神奈川県2,884件(同8.4%増)、埼玉県837件(同2.6%増)、千葉県494件(同8.1%増)。

 成約平均賃料は、1平方メートル当たり、マンションが2,700円(同1.1%上昇)で、6ヵ月連続のプラス。アパートは2,100円(同0.5%上昇) で3ヵ月連続のプラスとなった。1戸当たりの成約賃料は、マンションが10万200円(同▲0.8%)で3ヵ月ぶりにマイナス、アパートは6万4,500円(同▲0.3%)と、2ヵ月連続のマイナスとなった。


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