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サブプライムローン問題等の影響で増収減益/アセット・マネジャーズ08年2月期第3四半期決算

 アセット・マネジャーズ(株)は10日、2008年2月期第3四半期決算を発表した。

 当期(2007年3月1日~11月30日)の連結売上高は628億8,600万円(前年同期比73.5%増)、営業利益165億7,000万円(前年同期比同)、経常利益143億1,600万円(同▲7.6%)、当期純利益65億8,900万円(同▲29.1%)であった。

 主要事業領域である不動産およびM&A業界は景気拡大の流れを受け、投資意欲は旺盛であったが、サブプライムローン問題を発端に株式市況の悪化や不動産取引の停滞等が起こり、その影響で売上高は前年同期比アップを果たしたものの、大幅な減益となった。

 また併せて、通期業績予想の修正および期末配当予想の修正を発表した。
 修正後の連結売上高は660億円(前回予想比▲9.6%)、経常利益120億円(同▲42.9%)、当期純利益55億円(同▲42.1%)、期末配当は600円(同▲1,200円)。
 上記の影響により、一部の企業投資案件や不動産案件の売却を今期中から来期以降に持ち越すことになったため、通期業績予想を修正。期末配当については、今回の業績予想の修正を反映し修正したもの。


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