国土交通省はこのほど、第169回通常国会に提出予定の法律案と提出予定時期を発表した。
今国会に提出予定の法律案は合計11件。このうち、住宅・不動産業界に関係したものは「長期優良住宅の普及の促進に関する法律案」（仮称）。同法律は、「長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備について講じられた優良な住宅の普及を促進する」ことを目的にしたもの。法案では、国土交通大臣が策定する基本方針について定めるとともに、所管行政庁による長期優良住宅建築等計画（仮称）の認定制度、同認定に係る住宅の性能の表示によりその流通を促進する制度の創設等の措置を講じていく。法律案提出は、2月下旬を予定している。
このほか、地域における歴史的風致の維持及び向上を図ることを目的に歴史的風致維持向上計画（仮称）認定制度創設などを行なう「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案」（仮称）のほか、観光庁（仮称）の設置をめざした「国土交通省設置法等の一部を改正する法律案」も提出する。