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住宅関連ローンでオリエントコーポレーションと提携/ナイス

 ナイス(株)は21日、「建設資金サポートプラン(商品名:ハッピーシステム)」および「組織リフォームローン(商品名:ナイスリフォームローン)」の取り扱いにおいて、オリエントコーポレーション(以下オリコ)と業務提携したと発表した。

 「建設資金サポートプラン」とは、工務店に建築資金出来高払いの仕組みを提供するもの。建築工事の質と倒産リスクを担保するため、加盟する工務店が(財)住宅保証機構の「住宅性能保証制度」と「住宅完成保証制度」に登録することを条件とし、同機構の関係機関(全国都道府県の建築センターなど)による審査・確認を経て工事の出来高を認定、オリコはこの認定に従い工務店に出来高分の金額を支払うというもの。
 施主は物件完成後、金融機関より実行される住宅ローンで立て替え資金を相殺でき、工務店の倒産リスクも回避できるというメリットがある。
 対象顧客は、20歳以上65歳未満の住宅ローンの承認を得られている新築住宅購入者。利用金額は住宅ローン融資決定額(限度額3,000万円)、支払回数は1回払い(最大9ヵ月まで据置可能)。

 「組織リフォームローン」は、政府が打ち出した住宅耐震化の推進や「200年住宅」(住宅の長寿命化)の推進により耐震強度を確保するとともに、長期にわたって使用可能な住宅へのリフォーム需要が高まることを予想し、木造住宅の耐震診断・改修を推進する同社とオリコが連携することで、リフォームローンの取り扱いを拡大していくというもの。
 対象顧客は、20歳以上で安定収入がある人、対象商品は、屋根・水回り・増改築・エクステリア・太陽光発電システムなど。利用金額は10万円以上1,000万円以内、支払回数は6回~120回。

 
 


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