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国内最大規模、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク座間」の開発を決定/プロロジス

 プロロジスは23日、神奈川県座間市にマルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク座間」を開発することを決定し、入居企業の募集を開始したと発表した。

 「プロロジスパーク座間」は、「プロロジスパーク座間I」「プロロジスパーク座間II」の2つの施設により構成。同社が座間市内に取得した約11万平方メートルを2期に分けて開発する、プロロジス国内最大の開発案件。

 建設予定地は、国道246号線から約2km、東名高速横浜町田ICおよび国道16号線より約5km、東名高速厚木ICから約9.8kmの場所に位置し、東日本、西日本両方へのアクセスに至便であり、陸上輸送のための拠点として非常に恵まれた立地。

 「プロロジスパーク座間I」は、敷地面積5万9,497平方メートル、PCプレストレストコンクリート造り地上5階建て、延床面積13万9,212平方メートル。合計190台分のトラックバース、約350台分の屋上駐車場を備えた作業効率を最大限まで高めた流通型物流施設として設計されている。1フロア約2万4,000平方メートルという大規模な倉庫スペースを有し、倉庫内は入居企業のニーズに合わせ、4分割まで可能な設計となっている。
 また、最新技術による免震構造を導入、外壁には省エネルギー効果の高い金属性断熱外壁パネルを採用し、地上には緑地を多く設けるなど、環境に配慮した施設作りをすることにより、人とモノに優しい施設をめざしている。

 「プロロジスパーク座間Ⅰ」「プロロジスパーク座間Ⅱ」が加わると、同社が神奈川県内で開発・所有・運営する物流施設は、「プロロジスパーク横浜」(横浜市鶴見区、マルチテナント型)など計5施設、全国では計88施設となる。

 第1期開発の「プロロジスパーク座間Ⅰ」の着工は08年4月、09年6月竣工予定。「プロロジスパーク座間Ⅱ」は現在計画中。また、「プロロジスパーク座間Ⅰ」は、神奈川県内陸部の物流施設全体で最大級の物流施設となる予定。


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