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1口当たり分配金1万3,856円に/HRI

 阪急リート投資法人(HRI)は23日、2007年11月期決算を発表した。

 当期(2007年6月1日~11月30日)の営業収益は35億8,300万円(前期比11.6%増)、営業利益12億9,800万円(同8.7%増)、経常利益11億6,000万円(同11.7%増)、当期純利益11億5,900万円(同11.7%増)、1口当たり分配金1万3,856円となった。

 当期は、前期末までに取得した8物件に加え、スフィアタワー天王洲(東京都品川区、準共有持分33%相当)を取得。運用に関してはプロパティ・マネジメント会社との連携を密にし、テナントニーズを反映した管理を行ない、テナント満足度の向上と、効果的な販売促進活動を通じ、賃料単価および稼働率の維持・向上を図った結果、当期末までに9物件を運用、資産総額881億7,000万円、ポートフォリオ全体の稼働率は99.7%となった。

 なお、次期については、営業収益40億4,900万円(同13.0%増)、営業利益14億2,400万円(同9.7%増)、経常利益12億500万円(同3.9%増)、当期純利益12億400万円(同3.9%増)、1口当たり分配金1万4,100円を見込んでいる。


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