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日本最高層ツインタワーマンション「THE TOKYO TOWERS」竣工/オリックス、東急不動産他

「THE TOKYO TOWERS」外観

 オリックス不動産(株)、東急不動産(株)、住友商事(株)は28日、共同で開発を進めていた高層分譲マンション「THE TOKYO TOWERS」(総戸数2,794戸)が1月に竣工したと発表した。

 「THE TOKYO TOWERS」は、首都圏で初となる再開発会社施行方式による再開発事業(勝どき六丁目地区第一種市街地再開発事業)。都営大江戸線「勝どき」駅徒歩5分、敷地面積2万9,718.37平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地上58階地下2階建てのツインタワーマンション。地上58階建ては、日本国内における竣工した分譲マンションの中では最高階層(2008年1月時点)。

 敷地内には、同物件のほか、スーパーマーケットや保育所、クリニックなどを併設。また、四季を彩る豊富な植栽を施すことで、都心でありながら自然を身近に感じ、利便性の高い生活が送ることができる住環境を一体整備した。

 同物件の分譲は、05年7月16日から開始しており、約4ヵ月で非分譲を除く総販売戸数1,981戸の約9割が成約、06年10月に全戸完売済。通勤・通学に便利な希少価値の高い都心立地や、敷地内で住環境に必要なものを完結できる大型複合施設、販売価格が特に評価されたという。
 販売価格は2,670万円~2億1,600万円(最多価格帯3,900万円[83戸])、専有面積は54.12平方メートル~165.43平方メートル。購入者属性は、現居住地が東京23区以外の人が約30%となっており、都心回帰の動きがみられたという。


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