パーク24（株）と東京電力（株）は、28日より時間貸駐車場「タイムズ」において、電気自動車（EV）用充電設備の実証試験を開始した。
東京電力は、富士重工業（株）ならびに三菱自動車工業（株）と共に、業務用EVの本格導入に向けた共同研究を実施している。また、パーク24は、「タイムズ」において、車の駐車中にEVに充電を行なう「パーク＆チャージ」の推進に取り組んできた。こうした中、EVのさらなる利便性向上などを目的とし、両社での実証試験が開始に至ったもの。
具体的には、都内および神奈川県内の「タイムズ」8ヵ所に充電設備を設置し、東京電力が走行実験を行なっている業務用EVの充電を業務中に行なう。この試験を通じ、（1）出先で充電設備を利用して航続距離を延伸することによる、EVの業務用車両としての利便性の向上度評価、（2）EV用充電インフラとしての時間貸駐車場の活用度・課題調査、（3）電源コンセント設置位置等の評価、を行なう。
なお本試験は08年3月27日まで行なわれる。