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不動産賃貸事業が好調で増収増益/エヌ・ティ・ティ都市開発08年3月期第3四半期決算

 エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は31日、2008年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~08年12月31日)の連結経営成績は、営業収益859億8,800万円(前年同期比0.9%増)、営業利益180億5,500万円(同4.2%増)、経常利益160億8,200万円(同3.8%増)、当期純利益92億7,900万円(同5.6%増)だった。

 セグメント別に見ると、不動産賃貸事業では、東京都心部を中心とした既存ビルからの収益拡大や、07年3月に組成した「NU-3ファンド」「NU-4ファンド」による賃料収入の増加等により営業収益は673億円(同34億800万円増)となった。
 分譲事業においては、「ウェリスガーデン浦和岸町」(さいたま市浦和区)等の分譲マンションや宅地分譲などについて収益を計上、また初の戸建て分譲を手がけたが、分譲マンションの引渡しが第4四半期に集中すること等により、当期は減収減益となった。

 なお、通期(07年4月1日~08年3月31日)では、営業収益1,380億円、営業利益280億円、経常利益245億円、当期純利益140億円を見込んでいる。


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