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超高断熱住宅「シェダン」の札幌モデルハウスオープン/北海道セキスイハイム

「シェダン」外観

 北海道セキスイハイム(株)は2日、セキスイハイム「シェダン」のモデルハウスを札幌市手稲区のSTVハウジングプラザ宮の沢会場内にオープンした。今回のモデルハウスは、北海道岩見沢市に続く2号目。

 「シェダン」は「ダブルウォールユニット工法」により、省エネルギー性能を進化させた超高断熱住宅。「ダブルウォールユニット工法」とは、壁断熱パネル、屋根断熱パネル、基礎断熱により、家全体を包み込むことで高い断熱性を発揮する独自の工法。また、「熱交換換気システム」や「トリプルガラス」(一部ペアガラス)を標準採用、次世代省エネ基準の住宅と比べ暖房費を50%削減可能とした。
 なお、Q値(熱損失係数)=0.99W/平方メートルKの達成により、次世代省エネ基準の住宅に比べ、暖房エネルギーの消費量やCO2の排出量を大幅に削減することが評価され、平成19年度省エネ大賞で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞している。

 モデルハウスの特徴として、外壁部220mm、屋根360mmの断熱材の厚さを2F資料室の実大模型により体感ができるほか、「熱交換換気システム」や「トリプルガラス」の実物も公開している。

■札幌展示場
所在地:札幌市手稲区西宮の沢4条1丁目153-3、STVハウジングプラザ宮の沢会場内
面積:1F 114.51平方メートル、2F 102.35平方メートル、延床面積 216.86平方メートル
断熱性能:Q値=0.99W/平方メートルK
暖房:温水パネルヒーター(電気熱源)、1Fは床下設置
給湯:なし。展示用見本設置
開口部:トリプルガラス(ダブルLow-E、クリプトンガス入り)、一部サッシはペアガラス(Low-E、アルゴンガス入り)


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