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3年後連結営業利益1,000億円、新中期経営計画策定へ/東急不動産

 東急不動産グループは2月1日、東京都渋谷区のセルリアンタワーで平成19年度記者懇親会を開催、席上、東急不動産(株)は、現在策定中の次期経営計画において、3年後の営業利益目標を1,000億円としていくことを明らかにした。

 懇親会の冒頭、挨拶した植木正威東急不動産社長は、「2005年度から取り組んできた3ヵ年の中期経営計画“Grow Value(グロウバリュー)2007”が今年度で終了するが、マンション供給の好調などを受け、今年度の営業利益は目標値を大きく上回る780億円達成見込みだ。現在、来年度からの新中期経営計画を策定中だが、3年後の営業利益1,000億円を目標にする。これまでの3年間とは違い、一部逆風下での取り組みとなろう。その意味では本当の実力が試されるときだ。これまでの実績をもとに取り組んでいく」と語った。
 また、「昨年12月に竣工した『汐留ビル』をはじめ、日本橋、新宿、銀座と、都心プライムエリアでの大規模ビル開発が続々と建ち上がり、これらが当社事業の成長の基盤となっている」とし、今後は地元・渋谷の面開発に本腰を入れていきたいとの意向を示した。

 同懇親会には、東急不動産(株)をはじめ、東急リバブル(株)、(株)東急コミュニティー等、グループ各社の役員が出席した。


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