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マンションの購入理由、「もっと広い住まいに住みたいから」が61.0%/MAJOR7調査

 住友不動産(株)、(株)大京、東急不動産(株)、東京建物(株)、藤和不動産(株)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所(株)の不動産会社8社で構成する、新築マンションポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」は1日、全国のマンション購入意向者を対象にしたアンケート調査結果を発表した。

 今回、調査したのは「現在マンション購入を検討している理由」、「マンション購入検討理由の世代間比較」、「マンションを購入する際、お金をかけてでもこだわりたいポイント」など。2007年11月16日~12月14日の間に寄せられた、4,685件(男性2,751件、女性1,935件)のアンケートを集計した。

 「マンション購入を検討している理由」の第1位は「もっと広い住まいに住みたいから」の40.5%。第2位「賃貸より持ち家の方が、金銭的に得だと思うから」(24.7%)、第3位「通勤に便利な場所に住みたいから」(21.2%)を大きく突き放した。
 なお、「もっと広い住まいに住みたいから」は06年の調査の33.1%(第1位)から7ポイント増加。また、同回答者の購入予算で、「5,000万円以上」の割合は06年の32%から39%に増加した。
 そのほか、「防犯上、安全な地域に住みたい」「緑が多い場所に住みたい」との回答が、それぞれ10位、11位にランクインするなど、06年の16位、19位より順位を大幅に上げている。

 また、団塊世代と団塊ジュニア世代で比較すると、団塊世代は「都心」「耐震性」「夫婦二人での快適性」を、団塊ジュニア世代は「もっと広い住まいに住みたいから」「賃貸より持ち家の方が得・住まいの質がよい」などを購入検討理由に挙げており、世代間で意識に違いが見られる結果となった。

 また、「マンションを購入する際、お金をかけてでもこだわりたいポイント」には「住みやすい間取り」(62%)が第1位。以下、「日照や採光が良いこと」「駅から近いこと」がそれぞれ61.4%となった。
 なお、団塊世代のポイントチェック数平均は14.5項目と、回答者全体の平均12.3項目を上回った。

 同アンケートの詳細はMAJOR7ホームページを参照のこと。

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