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今夏に新ブランド行動基準を策定/C21ジャパン

年次総会には、過去最高となる1
300名もの加盟店関係者が詰めかけた

 (株)センチュリー21・ジャパン(C21)は5日、「第23回日本年次総会」を東京プリンスホテル(東京都港区)で開催。全国から1,300名の加盟店経営者・従業員が参加した。

 年次総会では、成績優秀店舗ならびに個人に対し表彰が行なわれたほか、C21・ジャパン本部代表取締役・三津川一成氏が2008年度の課題などについて発表した。

 同FCは07年、新たに沖縄に進出。加盟店数は800店を超え、傘下営業マンも4,200名となった。また、07年の年間手数料収入は425億円(前年比3.4%増)、売買件数は2万2,840件(同0.8%増)、賃貸仲介件数も25万4,506件(同0.5%増)となったことが発表された。

 三津川社長は、08年の見通しについて「努力が結果に結びつかない、試練の年とみている。現状から逃げず、さらなる努力が必要」としたうえで、(1)全国各地の地域連絡会による緊密な連携、(2)ブランド力の強化、(3)ITツールの充実などをあげた。

 特に、ブランド力の強化については「24年間培ってきた当FC最大の武器」(三津川社長)として、ユーザーヒアリングなどを通じて得たブランドイメージ「情熱」を核にした新ブランドスローガン、ブランドステートメントなどを、今夏までに取りまとめる。

 また、07年末稼働した賃貸専用HPに加え、3月には売買専用ホームページを立ち上げ、より緻密なITマーケティングを図っていく方針。


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