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マンション引渡時期の平準化、仲介事業の損益改善で増収増益/藤和不動産08年3月期第3四半期決算

 藤和不動産(株)は5日、2008年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(2007年4月1日~12月31日)の連結売上高は761億5,800万円(前年同期比71.1%増)、営業利益は53億3,700万円(同36.3%増)、経常利益は28億8,100万円(同3.5%増)、当期純利益は22億3,700万円(同164.4%増)であった。

 マンション分譲事業の顧客への引渡しは期末に集中、例年第3四半期の売上高は相対的に小さくなる傾向があるが、当期は、主力のマンション事業において引渡し時期の平準化を推進したことで、マンション売上計上戸数が前年同期比で増加。また仲介事業においても、損益が改善したことにより、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、連結純利益ともに前年同期比で増加となった。


 なお、通期(2007年4月1日~08年3月31日)は、連結売上高1,660億円(前期比比15.4%増)、営業利益137億円(同▲25.3%)、経常利益100億円(同▲38.1%)、当期純利益70億円(同▲41.1%)を見込む。



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