住友林業(株)は、後継者不在等の事業承継問題を抱える住宅関連産業分野の中小企業の事業継続支援を目的とする「住宅関連産業中小企業事業継続ファンド投資事業有限責任組合」に20億円を出資することを決定したと発表した。
同ファンドは、独立行政法人中小企業基盤整備機構の「がんばれ!中小企業ファンド」出資事業制度を活用して組成する、全国初の住宅関連産業に特化した中小企業向け事業継承支援ファンド。ファンド総額は50億円。
同社は、同ファンドの無限責任組合員である大和証券エスエムビーシーパリンシパル・インベストメンツ(株)と業務提携を行ない、住宅関連産業における有益な情報を提供していく。また、投資先に対しては同社が長年にわたり培ったネットワークとノウハウを活用し、後継者問題の解決や新規事業展開等の経営支援を行なっていく。