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収益不動産の売上計上等で、増収増益/野村不HD08年3月期第3四半期決算

 野村不動産ホールディングス(株)は6日、2008年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~12月31日)の連結売上高は2,426億8,500万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は432億2,600万円(同15.0%増)、経常利益は363億5,500万円(同11.5%増)、当期純利益211億3,500万円となった。

 資産運用開発事業において、収益不動産開発部門で収益不動産として開発した「イオン八千代緑が丘ショッピングセンター」を07年9月に売り上げに計上。資産運用部門で、同社グループで運用している各種ファンドの運用資産残高が順調に拡大、アセットマネジメントフィーの増加等により収益が伸長した結果、売上高585億8,700万円(同54.9%増)、営業利益284億2,700万円(同79.7%増)となり、業績に大きく寄与した。

 住宅事業は、売上高1,174億5,600万円(同▲5.5%)、営業利益89億2,600万円(同▲33.8%)。ビル事業は、売上高423億4,600万円(同15.0%増)、営業利益78億9,900万円(同21.1%増)。仲介・販売受託事業は、売上高195億9,800万円(同▲18.3%)、営業利益33億100万円(同▲30.0%)となった。

 なお通期では、連結売上高4,150億円、営業利益680億円、経常利益580億円、当期純利益330億円を見込んでいる。

 


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