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主要4部門すべてで増収増益/住友不動産08年3月期第3四半期決算

 住友不動産(株)は7日、2008年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~12月31日)の連結経営成績は、売上高5,049億5,300万円(前年同期比7.4%増)、営業利益1,186億9,300万円(同22.0%増)、経常利益984億4,800万円(同22.7%増)、当期純利益525億1,000万円(同21.3%増)であった。

 セグメント別では、不動産賃貸事業において、既存ビルの空室率改善と賃料の上昇に加え、「住友不動産三田ツインビル東館・西館」などの通期稼動が寄与した結果、営業収益2,081億5,800万円(同130億9,700万円増)、営業利益702億7,600万円(同78億9,500万円増)という大幅な増収増益となった。
 また、不動産販売事業においては、マンション、戸建、宅地の合計で2,800戸(同193戸増)の販売を計上し、営業利益359億円(同51.8%増)と大幅な増益となった。
 このほか、完成工事事業、不動産流通事業においても増収増益となり、主要4部門全てで増収増益となった。

 なお、通期(07年4月1日~08年3月31日)では、売上高6,900億円、営業利益1,500億円、経常利益1,200億円、当期純利益600億円を見込んでいる。


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