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開発分譲事業不調で、大幅な減収減益/ウィル不販07年12月期決算

 (株)ウィル不動産販売は12日、2007年12月期決算を発表した。

 当期(2007年1月1日~12月31日)の連結売上高は41億6,484万円(前期比▲28.5%)、営業利益は1億3,248万円(同▲70.3%)、経常利益は8,129万円(同▲80.3%)、当期純利益は4,891万円(同▲78.7%)。

 市況環境悪化の影響で、営業所および販売センターへの集客数が前年比約25%減少。とくに、第4四半期(07年10月1日~12月31日)に前年同期比約40%減少したことが、第4四半期に完成・顧客への引渡しを集中させていたリノベーション事業および開発分譲事業計画未達成の大きな要因となった。
 また開発分譲事業で、取引先建築業者の民事再生手続き開始の申し立てがあったことや、造成工事中に発覚した事象により期中、計画の見直しを行なったことなどが影響し、売上高17億5,834万円(前期比▲46.8%)、営業利益1億8,645万円(同▲36.9%)と、大幅な減収減益となった。

 なお次期については、連結売上高86億9,664万円、営業利益4億6,663万円、経常利益4億650万円、当期純利益2億1,951万円を見込んでいる。 

 


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