(株)ダヴィンチ・アドバイザーズは14日、2007年12月期決算を発表した。
当期(2007年1月1日~12月31日)の売上高は2,769億9,100万円(前年同期比103.6%増)、営業利益は1,077億500万円(同144.5%増)、経常利益は833億300万円(同173.1%増)、当期純利益は118億4,800万円(同29.8%増)となった。
前連結会計年度より「投資事業組合に対する支配力基準及び影響力基準の適用に関する実務上の取扱い」を適用したことにより、従来非連結子会社として処理していた、同社グループが組成・運用するファンドが連結子会社化。これにより、連結売上高は、ファンドの不動産売却収入と家賃収入で構成されることになり、従来の持分法を適用した場合の連結財務諸表と比較し、売上高、経常利益ともに大幅に増加した。
なお、同社に帰属するのはファンド損益の同社出資割合部分と手数料収入であるため、純利益はこの影響を受けていない。
なお、次期については売上高2,456億9,400万円、営業利益1,019億1,600万円、経常利益680億3,500万円、純利益156億8,000万円を見込んでいる。