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上場後初の決算発表、1口当たり分配金は2,323円/IIF

 産業ファンド投資法人(IIF)は14日、上場後初の決算(2007年12月期)を発表した。

 当期(07年3月26日~12月31日)の営業収益は、8億600万円、営業利益は3億8,200万円、経常利益は1億8,500万円、純利益は1億8,300万円、1口当たり分配金は2,323円であった。

 物流施設としてIIF東雲ロジスティクスセンターをはじめとした8物件、インフラ施設としてIIF神戸地域冷暖房センター1物件を取得。保有資産の総賃貸可能面積19万8,153.93平方メートルの平均稼働率は99.9%と、安定した収益を確保した。
 
 次期(08年1月1日~6月)においては、営業収益26億6,900万円(前期比231.1%増)、営業利益13億7,200万円(同259.2%増)、経常利益9億5,400万円(同415.7%増)、純利益9億5,300万円(同420.8%増)、1口当たり分配金1万2,063円を見込む。

 同投資法人は、工場・研究開発施設やインフラ施設などの産業用不動産を投資対象とする日本初のJREIT。07年10月18日、東京証券取引所に上場した。
 


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