(株)リプラスは15日、2007年12月期(07年1月1日~12月31日)の業績予想を修正したと発表した。
修正後の連結予想は、売上高380億9,700万円(前回発表比81.4%増)、営業利益33億5,400万円(同▲34.1%)、経常利益30億2,900万円(同▲39.4%)、当期純利益11億7,600万円(同▲59.4%)。
また個別予想は、売上高122億9,400万円(同▲27.6%)、営業利益14億2,100万円(同▲50.9%)、経常利益13億9,100万円(同▲51.4%)、当期純利益6億8,500万円(同▲58.4%)とした。
連結業績予想については、連結範囲の見直しに伴い、新たに17ファンドを連結の対象に含めることとなり、売上高は当初予想を大幅に上回った。なお、出資に対する配当金は計上済のため純利益への影響はない。
一方、中国における物件の供給パイプライン先として出資した中国企業について、当初予定していた純資産増加額や同社保有物件の時価評価益を見送ったこと、アセットマネジメント事業において当初見込んでいた売上高の計上を翌期へと変更したこと、などにより、売上高・売上総利益等は当初の予想を下回ることとなった。
個別業績予想修正の理由については、上記の理由に加え、アセットマネジメント事業の一部を連結子会社であるリプラス・アドバイザーズ(株)に移管したことにより売上高が7億7,200万円下回ったこと、資本提携先である(株)グレースの破産手続き開始の申し立てを受け、同社保有のグレース株式を減損処理したことから、特別損失として1億6,400万円を計上したこと、などとしている。