建築プロデュースの(株)ウィークエンドホームズ社(東京都渋谷区、代表取締役社長:森本 剛氏)は18日、中小の元請工務店向けのデザインサービスを開始したと発表した。
全国に10万社あるといわれている中小の元請工務店の多くは、設計専門部署を持っていないところも多く、設計力やデザイン力に課題を抱えている。
同社では、業界最大級の2,200名にのぼる建築家ネットワークを持つことを強みとしており、これまでも注文住宅を建てる消費者に対し、同ネットワークを活用した設計コンペサービスを展開してきた。
新サービスは、設計コンペを、中小の元請工務店向けにカスタマイズしたもの。同社が運営するコンペサイト上で、設計コンペを開催。登録する2,200名の建築家に参加を呼びかけ、プランを募集する。利用料金はコンペ開催1件につき5万円。顧客には最大30の建築家からプランが寄せられ、そのなかから1プランを選ぶことができる。
同社では、今後全国10万社の中小の元請工務店を中心にこのサービスを展開し、1年後には100会員をめざしていく予定。