日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は18日、2007年12月期決算を発表した。
当期(2007年7月1日~12月31日)の営業収益は104億4,900万円(前期比3.9%増)、営業利益50億600万円(同▲2.0%)、経常利益41億7,000万円(同▲4.6%)、当期純利益41億6,900万円(同▲4.6%)、1口当たりの分配金は6,671円となった。
当期においては「ゆめおおおかオフィスタワー」(取得価格65億1,000万円)を取得。期末時点における保有資産は49物件、取得価格合計は2,519億円、総賃貸可能面積は37万3,609.66平方メートル、テナント数517となった。
また、開発案件の取得にも注力し、08年7月竣工予定の「(仮称)港南2丁目ビル」の売買契約を締結した。
次期については、積極的な情報入手を行ない優良な新規物件取得によるポートフォリオ拡大をめざすとし、また、「JPRブランド戦略」を柱とした快適なオフィス空間の提供で、既存テナントの賃料増額改定による内部成長を図っていくことで、営業収益104億9,000万円、営業利益49億9,700万円、経常利益42億1,900万円、当期純利益42億1,800万円、1口当たりの分配金6,750円を見込んでいる。