不動産総合情報サービスのアットホーム（株）は26日、同社ネットワークにおける2008年1月の首都圏賃貸市場動向を発表した。
1月の物件登録数は、居住用が5万5,309件（前年同月比▲12.9％）で前年同月比で20ヵ月連続の減少。事業用は、5,358件（同▲1.6％）で、3ヵ月連続の減少となった。
居住用物件の成約数は8,333件（同1.5％増）とわずかながら前年同月を上回り、3ヵ月ぶりの増加となった。エリア別では、東京23区3,663件（同6.5％増）、東京都下591件（同▲19.5％）、神奈川県2,937件（同4.0％増）、埼玉県688件（同3.6％増）、千葉県454件（同▲17.0％）。都下は10ヵ月連続の減少、神奈川県が4ヵ月連続の増加と、地域格差が目立っている。
また、1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,730円（同2.6％上昇）と2ヵ月ぶりの上昇。アパートは2,200円（同変動なし）。1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが9万7,100円（同▲0.8％）で3ヵ月連続の下落。アパートは6万5,000 円（同0.6％上昇）で、4ヵ月ぶりに上昇した。