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1月の中古マンション成約数、4ヵ月連続のプラス/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2008年1月の首都圏流通市場動向を発表した。

 1月の物件登録数は、中古マンションが2,340件(前年同月比22.7%増)となり、前年同月比で10ヵ月連続のプラス。同様に、新築戸建ても1万1,656件(同4.7%増)と10ヵ月連続のプラスとなった。

 物件成約数は、中古マンションが518件(同4.0%増)と、4ヵ月連続のプラスとなった。エリア別では、東京23区の城西・城東エリアが好調で194件(同31.1%増)の大幅増となった。一方、神奈川県は物件の選別が進み138件(同▲11.5%)の大幅減と4ヵ月ぶりに減少に転じるなど、市場格差が広がっている。また、新築戸建ては1,743件(同33.9%増)と6ヵ月連続のプラス。中古戸建は285件(同0.7%増)で、2ヵ月連続のプラスとなった。

 平均成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり38万4,400円(同16.6%増)で14ヵ月連続のプラス。1戸当たりでは2,364万円(同19.7%増)で13ヵ月連続のプラスとなった。新築戸建は、1戸当たり3,678万円(同▲2.5%)で2ヵ月連続のマイナス。中古戸建は、1戸当たり2,818万円(同▲11.8%)で3ヵ月ぶりのマイナスとなった。


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