東京都は8日～10日、新宿駅西口広場イベントコーナー、都議会議事堂１階都政ギャラリー、都庁第二本庁舎1階二庁ホールを会場に、「住まいの耐震フェア2008春」を開催した。
同フェアは、都内住宅の耐震化促進をめざす東京都が、多くの人に耐震化を実感してもらうため、マンション耐震化事例の見学会や講演会を開催したもの。
初日には、改修設計・施工事業者の西松建設（株）および東建マンション学芸大管理組合の青山一郎氏や、NPO耐震総合安全機構会員および（株）久米設計の梅野 岳氏を講師に迎え、「マンションの耐震化への取り組み」をテーマに講演会が行なわれ、満員になる盛況ぶりとなった。
また、展示会では、19tの重さに耐えるベッド枠や、耐力壁、耐震改修工法などのブースをはじめ、木造住宅耐震相談会や地震体験コーナーも設けられ、見学者たちで賑わっていた。