野村不動産ホールディングス(株)は12日、同社子会社の野村不動産インベストメント・マネジメント(株)(以下、NREIM)が取得・リノベーションを行なった大型商業施設「Morisia(モリシア)津田沼」をマスコミに公開した。
「Morisia(モリシア)」は、JR総武線「津田沼」駅南口駅前に立地する、延床面積約9万3,000平方メートルの大型複合施設。かつて「津田沼サンペデック」の名で親しまれていた施設だが、メインテナントのダイエーが退去していた。野村不動産ホールディングスとNREIMは、大型リノベーションと多彩なテナントミックスを行なうことにより、この施設の再生が可能と判断。NREIMの私募ファンドによるバリューアップを進めていた。
駅前立地でありながら、公園が隣接、屋上庭園もある、その特長を生かすために、緑の要素を多数取り込んだデザインを採用。また、20~30歳台をメインターゲットに、122の専門店を誘致した。地下1階は「イオン」、3階には「ヤマダ電機」が入居し、ワンストップショッピングの利便性を提供しつつ、生活にプラスアルファの潤いを提供していく。
野村不動産ホールディングスの子会社であり、今回の企画・設計、テナントリーシングを担当した(株)ジオ・アカマツの加茂忠秀取締役の、「良質な日常を求める、目の肥えた『千葉都民のニーズ』に応えられる、バラエティに富んだショップに出店していただいた」という言葉どおり、千葉県初出店のショップが多数ひしめく店舗構成となっている。
12日12時よりプレオープン、13日がグランドオープンとなる。