森ヒルズリート投資法人（MHR）は18日、2008年1月期決算を発表した。
当期（07年8月1日～08年1月31日）の営業収益は46億2,800万円（前期比1.7％増）、営業利益は23億4,900万円（同▲1.4％）、経常利益は18億4,300万円（同▲4.8％）、当期純利益は18億4,200万円（同▲4.8％）、1口当たり分配金は1万4,197円（07年7月期：1万4,912円）。
当期は、東京都心部を中心に、将来にわたって競争力を維持できる物件（プレミアム物件）の資産運用を継続してきたが、適合する新規物件取得には至らなかった。また、保有物件については、運営管理、計画的な修繕工事などにより、顧客満足度の向上に努めるとともに、既存テナントへの賃料値上げ交渉に注力、一定の成果をあげた。
当期末における不動産ポートフォリオは、保有物件ベースで9物件、既投資額は取得価額ベースで1,427億円、総賃貸可能面積は8万7,631.12平方メートル、期末稼働率は96.3％。
通期（08年2月1日～7月31日）については、営業収益47億5,800万円（前期比2.8％増）、営業利益23億7,100万円（同0.9％増）、経常利益17億5,300万円（同▲4.9％）、当期純利益17億5,200万円（同▲4.9％）、1口当たり分配金1万3,500円を見込んでいる。