不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社ネットワークにおける2008年2月の首都圏賃貸市場動向を発表した。
2月の物件登録数は、居住用が5万9,721件(前年同月比▲18.6%)で、前年同月比21ヵ月連続の減少。事業用が5,205件(同▲8.3%)で、4ヵ月連続の減少となった。
居住用物件の成約数は1万5,020件(同▲3.4%)と、1月の増加から再び減少に転じた。エリア別では、東京23区5,851件(同▲5.0%)、東京都下1,500件(同▲4.4%)、神奈川県5,255件(同0.1%増)、埼玉県1,416件(同▲6.8%)、千葉県998件(同▲4.7%)。神奈川県は新築が健闘し、5ヵ月連続で増加となった。
また、1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,570円(同▲1.5%)、アパートが2,130円(同▲0.9%)と、前月より再び下落。1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが9万2,700円(同▲1.7%)で4ヵ月連続の下落。アパートが6万4,100円(同1.6%増)で、2ヵ月連続の上昇となった。