首都圏シングル・カップル向けマンションの評価サイト「マンション評価ナビ」を運営する(株)風は、2007年9月~08年2月の間に評価した150件の新築マンションのうち、総合評価ポイントベスト10を発表した。
これによると、1位「パークシティ浜田山」(三井不動産レジデンシャル)、2位「加賀レジデンス」(鹿島建設 他)、3位「THE TOYOSU TOWER」(三井不動産レジデンシャル 他)となり、以下4位「アリューム ゼームス坂」、5位「THE TOWER KOISHIKAWA」、6位「本郷パークハウス ザ・プレミアフォート」、7位「イニシア新川崎」、8位「ヴィナシス金町タワーレジデンス」、9位「BEACON Tower Residence」、10位「ブランズ赤坂」と続いた。
ベスト10のうち7物件は、総戸数200戸以上の大規模マンションがランクイン。これについて、マンション評価ナビでは、「大規模マンションやタワーマンションは戸数が多いので、管理費総額が大きくスケールメリットがある。そのため充実した共用施設や設備・仕様、フロントサービスを提供しやすく、総合評価も高くなるのでは」と分析している。
また、ベスト10のうち8物件がセキュリティ項目で5点満点中の4点以上をマーク。サスティナブル性(丈夫で長持ちと将来のリフォームがしやすい、の2項目平均)は、10物件すべてが4点以上のハイアベレージを獲得している。
その他、高評価マンションの傾向として、「電気・通信インフラの充実」と「バリアフリー対応」が挙げられ、ベスト10にランクインするすべてのマンションが、この2項目で4点か5点という高評価を得ている。