(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける3月の市況動向を発表した。
3月の首都圏中古マンション成約件数は3,089件(前年同月比5.1%増)と、2ヵ月連続で前年同月を上回った。都県別では、東京都1,374件(同3.3%増)、埼玉県408件(同2.2%増)、千葉県466件(同13.9%増)、神奈川県841件(同5.1%増)と、全都県で増加した。
一方、成約単価は1平方メートル平均で40万円(同6.1%増)と、2ヵ月連続で上昇率は1ケタ台と、上昇基調が弱まってきた。都県別では、東京都53万4,300円(同6.7%増)、埼玉県24万5,700円(同▲0.4%)、千葉県25万5,100円(同10.5%増)、神奈川県36万5,800円(同7.6%増)。
また、首都圏の成約平均価格は2,618万円(同7.5%増)。成約平均専有面積は65.44平方メートル(同1.3%増)だった。