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「超長期住宅先導的モデル事業」「省CO2推進モデル事業」の提案募集を開始/国交省

 国土交通省は11日、「超長期住宅先導的モデル事業」および住宅・建築物の「省CO2推進モデル事業」について、それぞれ平成20年度第1回となる提案募集を開始した。

 「超長期住宅先導的モデル事業」は、ストック社会実現を目的に、住宅の長寿命化に向けた普及啓発に寄与するモデル事業の提案を公募し、優れた提案に対し事業の実施に要する費用の一部を補助するもの。募集する提案事業部門は、(1)住宅の新築、(2)既存住宅等の改修、(3)維持管理・流通等システムの整備、(4)技術検証、(5)情報提供及び普及。

 一方、住宅・建築物の「省CO2推進モデル事業」は、住宅・建築物における省CO2対策を強力に推進することで住宅・建築物の市場価値を高め、居住・生産環境の向上を図ることを目的に、省CO2の実現性に優れた住宅・建築プロジェクトについて、整備費等の一部を補助するもの。対象事業は、(1)住宅・建築物等の新築、(2)既存の住宅・建築物の改修、(3)省CO2のマネジメントシステムの整備、(4)省CO2に関する技術の検証。

 どちらも、応募提案については、(独)建築研究所が、学識経験者からなる事業評価委員会により評価。これをもとにモデル事業の採択を決定する。応募期間は、4月11日~5月12日。7月上旬をめどに、モデル事業の採択を決定する。なお、両事業とも、8月に第2回募集、09年1月に第3回募集が行なわれる予定。


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