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「蒲田」駅隣接の商業施設「GRANDUO蒲田」をオープン/ジェイアール東日本商業開発

東館の入口付近。駅コンコースを挟んだ両館は、JR蒲田駅利用者や近隣住民に上質な生活を提案していく
ひときわ賑わっていた西館B1Fの「駅地下市場」
東館B1Fにある「皇朝」の実演販売の様子

 ジェイアール東日本商業開発(株)は14日、JR東日本グループの新・百貨店業態「GRANDUO(グランデュオ)蒲田」をマスコミに公開した。
 
 「GRANDUO蒲田」は、JR「蒲田」駅のコンコースを挟む形で、東館・西館からなる商業施設。売場面積は、東館約6,800平方メートル、西館約1万1,800平方メートル。同施設は、同社が「立川」駅南口で展開している「グランデュオ」に続き、2番目の店舗となるもの。
 JRと東急電鉄を合わせ、1日当たりの平均乗降客数が約40万人という蒲田駅において、地域に根ざした都市型百貨店をめざしていく、としている。
  
 東館のターゲットは、シングルから子育て世代までの団塊ジュニア層。衣料品の間に雑貨を散りばめ、ショッピングセンターのように歩いて楽しい、探して楽しいショップストリートゾーンを展開している。
 B1Fのデイリーマーケットには、横浜中華街の行列店「皇朝」が商業施設に初出店。2Fには、チョコレートメーカー・メリーのフラッグシップショップ「メリー ブランカーセ」がオープン。メリー本社と工場が蒲田駅の至近にあることから、同店でしか味わえないオリジナル商品を提供していく。

 一方、西館は40歳代から団塊世代までの大人の世代がターゲット。ミセスのファッション売場では、ブランドを固定しない共通フィッティングを設置、顧客を待たせない工夫を施している。
 7Fのレストランには、地元池上や品川などで展開している人気店「ステーキハウス B&M」が商業施設初出店。8Fの「ビューティー&リラクゼーション」フロアには、ヘアサロンをはじめ、リラックスタイムを提供するリフレクソロジーや酸素バーを出店。ヘルシー食材を使用した健康メニューのカフェも併設し、女性のためのストレスフリーな空間を演出している。

 14日13時よりプレオープン、16日がグランドオープンとなる。


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