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プロロジスとアルキャピタ社が合弁会社を設立、最新の物流施設開発に着手

 プロロジスは8日、バーレーンに本社を置くアルキャピタ社と、各50%の出資による合弁会社プロロジス・ミドル・イースト社を設立。湾岸協力会議の加盟国において約1,100億円(10億米ドル:1米ドル=110円で換算)を投資し、先進的な物流施設を開発および取得すると発表した。

 契約によると、プロロジス・ミドル・イースト社は、サウジアラビア、クウェート、バーレーン、オマーン、カタールの物流施設の取得、出資、開発を実施する予定。まずはサウジアラビアの開発に注力し、2008年下半期中に最初の開発を開始する。その後、他の湾岸協力会議諸国にも開発を広げていく計画。

 なお、同社開発の3分の2をビルド・トゥ・スーツ型(特定企業向け専用施設)、残りをマルチテナント型および取得物件とする予定。また、開発の7割をサウジアラビア国内、残りをアラブ首長国連邦を除く他の湾岸協力会議の国々とする予定。

 


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