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オークション・仲介事業好調も、特損計上により純損失57億超/IDU08年8月期中間決算

 (株)アイディーユー(IDU)は14日、2008年8月期中間決算を発表した。

 当期(07年9月1日~08年2月29日)の連結経営成績は、売上高126億4,600万円(前年同期比▲46.6%)、営業利益▲3億8,200万円、経常利益▲10億8,200万円、当期純利益▲57億4,000万円。

 今期は、「MOTHER'S AUCTION」の加盟店舗数が1,697店舗(同181.9%増)、出展総額750億4,800万円(同141.6%増)、落札総額88億2,200万円(同161.3%増)となった。

 オークション・仲介事業では、「MOTHER'S AUCTION」の加盟店増加に伴い、加盟金および月額会費が増加。結果、売上高44億1,500万円(同138.3%増)、営業利益1億2,500万円(前年同期は営業損失5億1,300万円)となった。
 一方、不動産投資業務では、予定していた不動産の販売計画が伸びず、当初予算を大きく下回った。今後、不動産投資事業の大幅縮小を行なうことに伴い、販売用不動産について、早期に実現可能な売却価格を想定して評価を見直した結果、簿価切り下げ額29億500万円を特別損失として計上した結果、最終赤字となった。

 通期は、売上高300億円、営業利益22億円、経常利益10億円、当期純利益▲38億円を見込む。


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