エルシーピー投資法人（LCP）は15日、2008年2月期決算を発表した。
当期（07年9月1日～08年2月29日）の営業収益は35億7,100万円（前期比7.7％増）、営業利益は19億8,600万円（同13.9％増）、経常利益は14億3,700万円（同16.6％増）、当期純利益は14億3,500万円（同16.5％増）。1口当たり分配金は1万5,637円となった。
当期は、北海道に1物件（信託受益権、取得価格28億7,000万円）を取得。また、1物件（信託受益権、売却価格33億5,000万円）を売却した。これにより、期末時点の保有資産は、46物件、取得価格の合計は925億5,900万円（前期末比約0.4％増）となった。なお、取得価格に基づく用途別の割合は、居住用不動産58.8％、シニア物件7.0％、その他の用途物件（オフィスビル、商業施設、物流施設およびホテル等）34.2％。ポートフォリオ全体の当期末時点の稼働率は、96.2％（前期末95.9％）であった。
次期（08年8月期）は、物件取得力の強化を図るとともに、地方主要都市部の物件取得、シニア物件への取組みもいっそう積極的に行なっていくとし、営業収益33億6,800万円（前期比▲5.6％）、営業利益16億8,300万円（同▲15.3％）、経常利益10億2,100万円（同▲29.0％）、当期純利益10億2,000万円（同▲29.0％）、1口当たり分配金1万1,100円を見込む。