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高機能防犯モデルハウスを開設、防犯住宅の普及を推進/セコム、東急ホームズ

 セコム(株)と(株)東急ホームズは19日、東急ホームズが首都圏でオープンしたモデルハウス「クラストサイト」において、防犯性能を最優先に考えた防犯特別仕様住宅を開設した。

 「クラストサイト」は、(1)試泊が可能、(2)展示棟を建売販売、(3)常に最新仕様を展示する等により、「見て、体験して購入していただく」を目的に設置しているモデルハウス。

 首都圏では、6割以上の人が自宅の新築に際し、「セキュリティの充実」を重視するといわれており、そうした顧客の関心に応えるべく、藤沢(神奈川県藤沢市)、山王(東京都町田市)、流山(千葉県流山市)、土気東(千葉県千葉市)の4ヵ所で、今考えられる最高レベルのセキュリティを備えた防犯住宅のモデルハウスを展示するもの。

 今回の「セコム・ホームセキュリティ」特別仕様住宅では、「セコム・ホームセキュリティ」シリーズの中で、多機能な「グランデ」を標準装備。タッチパネル式液晶モニターを採用したホームコントローラーで、シンプルな画面表示にしたがってタッチパネルをさわるだけで、さまざまな機能を操作可能にするとしている。
 また、インターホンには「顔検知機能」付き画像監視システムの「セキュリフェースインターホン」を採用。監視カメラやインターホンの画像はホームコントローラーで確認できるだけでなく、画像の記録もできるため、留守中の不審者を監視することもできる。
 また、家庭向け防犯金庫「ホームピタゴラス」を収納内に標準装備。金庫に求められる防盗性、耐火性に優れているほか、オンライン監視によるバックアップ体制までも備えている。

 今後「クラストサイト」の「セコム・ホームセキュリティ」特別仕様住宅では、現地でグレードアップ内容・効果をパネル形式で説明するなどして顧客への訴求効果を高めていくとともに、両社で戸建住宅を主対象に、高機能・高品質な防犯住宅の普及を推進していく。


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