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3月の首都圏賃貸成約数、2ヵ月連続の減少/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は22日、同社ネットワークにおける2008年3月の首都圏賃貸市場動向を発表した。

 3月の物件登録数は、居住用が5万6,006件(前年同月比▲21.0%)で、前年同月比22ヵ月連続の減少。事業用が4,973件(同▲7.0%)で、同5ヵ月連続の減少となった。

 居住用物件の成約数は1万9,223件(同▲9.5%)と、2ヵ月連続で減少となった。エリア別では、東京23区7,075件(同▲13.1%)、東京都下2,076件(同▲28.0%)、神奈川県6,644件(同▲3.4%)、埼玉県2,017件(同▲6.8%)、千葉県1,411件(同19.8%増)。神奈川県は前年同月比6ヵ月ぶりの減少、千葉県はマンション・アパート、新築・中古を問わず増加した。

 また、1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,650円(同1.1%増)と再びプラスに、アパートは2,180円(同▲2.7%)と、2ヵ月連続のマイナスとなった。1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが9万3,100円(同1.6%増)で5ヵ月ぶりにプラス。アパートが6万1,800円(同▲0.8%)で、3ヵ月ぶりのマイナスとなった。


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