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首都圏中古マンション成約数6ヵ月ぶりに減/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社ネットワークにおける2008年3月の首都圏流通市場動向を発表した。

 物件登録数は、新築戸建てが、1万1,542件(前年同月比▲3.6%)で、12ヵ月ぶりにマイナスとなった。中古戸建ては1,702件(同8.7%増)で3ヵ月連続プラス。中古マンションは2,608件(同21.0%増)となり、12ヵ月連続のプラスとなった。

 物件成約数は、新築戸建てが2,386件(同6.9%増)と8ヵ月連続のプラスとなった。なお、東京都下の成約数は522件(同25.5%増)で過去最高となったが、全般的に増加の勢いが鈍っている。中古戸建ては424件(同▲7.2%)で、4ヵ月ぶりのマイナスとなった。中古マンションは747件(同▲5.3%)と、6ヵ月ぶりのマイナス。東京23区が5カ月ぶりにマイナスとなった。

 平均成約価格は、新築戸建てが、1戸当たり3,605万円(同▲1.4%)。中古戸建ては同3,041万円(同▲11.6%)で3ヵ月連続のマイナスとなった。中古マンションは、1平方メートル当たり36万4,600円(同5.7%増)で16ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,236万円 (同5.9%増)で15ヵ月連続のプラスとなった。


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