国土交通省は30日、平成19年度建設工事受注総額を発表した。
2007年4月~08年3月の建設工事受注総額は14兆1,141億円(前年度比1.6%増)。うち国内建設工事受注総額は13兆1,317億円(同2.5%増)となり、2年連続の増加となった。
発注者別受注高をみると、民間では10兆4,472億円(同3.2%増)と5年連続の増加。そのうち製造業は2兆2,874億円(同3.0%増)、非製造業は8兆1,598億円(同3.3%増)。
また、公共機関は2兆1,031億円(同0.8%増)と9年ぶりの増加となった。うち、国の機関からが1兆5,648億円(同24.8%増)と3年ぶりの増加。一方、地方の機関からは5,383億円(同▲35.4%)と12年連続で減少した。
なお、工事種類別受注高をみると、建築は10兆3,170億円(同2.6%増)と5年連続の増加。土木は3兆7,971億円(同▲1.2%)と2年ぶりに減少した。
海外における受注高は9,824億円(同▲9.1%)と、4年ぶりに減少した。