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仙台初の大規模ビル事業「(仮称)仙台中央広瀬通ビル」を起工/東京建物

「(仮称)仙台中央広瀬通ビル」外観予想図

 東京建物(株)と仙台中央開発特定目的会社は8日、「(仮称)仙台中央広瀬通ビル」(仙台市青葉区)を起工した。

 同物件は、JR東北本線・新幹線「仙台」駅西口徒歩5分に位置する、敷地面積2,359.43平方メートル、鉄骨造(一部コンクリート充填鋼管柱造、一部鉄筋コンクリート造)地上20階地下3階建て、延床面積約2万8,500平方メートルの店舗・オフィスビル。

 2階部分の建物壁面を10メートル後退させ、歩行者空間を設けたペデストリアンデッキを新設。仙台駅につながる既存のペデストリアンデッキに接続させ、駅までの利便性・回遊性を向上させる。

 オフィス基準階は、貸室面積で約1,000平方メートル、天井高2,800mmを確保。窓廻りは全面ガラスカーテンウォールとし、明るく開放的なオフィス空間を提供する。環境に配慮した建材を使用するとともに、高効率型照明器具および調光制御を採用して照明電力使用量を削減。さらに、Low-E複層ガラス、高効率機器やトップランナー変圧器の採用で、エネルギー消費量削減も図り、「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)」ランクAを取得した。

 竣工は、2009年11月の予定。


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