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運営・福利厚生事業部門堅調ながらも減収減益/リゾートソリューション08年3月期決算

 リゾートソリューション(株)は9日、2008年3月期決算を発表した。

 今期(2007年4月1日~08年3月31日)は、連結売上高270億6,700万円(前期比▲1.2%)、営業利益24億2,000万円(同15.6%増)、経常利益26億500万円(同17.9%増)、純利益は12億7,600万円(同▲4.5%)となった。

 運営事業部門におけるゴルフ運営事業では、入場者数の大幅改善、施設のバリューアップを図った。ホテル運営事業では、新規ホテルのオープンや、運営受託等の業務を展開。これらの結果、売上高170億9,800万円(同9.8%増)、営業利益10億4,900万円(同30.2%増)を計上した。
 開発事業部門における、投資再生事業では、再生施設の早期収益改善を図り、資産価値をバリューアップさせたゴルフ場を売却。売上高は21億5,500万円(同▲24.5%)、営業利益16億6,100万円(同7.0%増)となった。
 福利厚生事業部門では、企業や各種団体への福利厚生代行サービス「ライフサポート倶楽部」の販売が好調に推移。新規契約の増加により契約会員数は212万人に達し、着実に拡大した結果、売上高39億1,100万円(同36.5%増)、営業利益3億4,000万円(同5.4%増)となった。
 リゾート事業部門では、団塊世代を中心としたアクティブシニア層に向けて多様なニーズに対する商品を開発。売上高39億300万円(同3.1%増)、営業利益6,900万円(同▲44.8%)を計上した。

 なお次期については、連結売上高280億円、営業利益28億5,000万円、経常利益28億円、当期純利益14億5,000万円を見込んでいる。


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