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新中期経営計画「TAKARALEBEN-BUILDING 2010」を策定/タカラレーベン

 (株)タカラレーベンは12日、08年3月期を初年度とする新中期経営計画「TAKARALEBEN-BUILDING 2010」の概要について発表した。

 同計画は、創業40年を間近に迎えた同社の歴史にふさわしい中期経営計画として、長期安定成長路線の継続を基調とし、同社グループの永続的発展をめざす目的で策定されたもの。市況悪化のまだ入口と思われる今を契機に、会社成長の転換点として新たな企業価値の創造をめざし、強固な体制を構築するのがねらい。

 主な内容は、マンション分譲事業のさらなる安定供給体制の確立、同社ブランドを浸透させるための「Building プロジェクト」の推進、棚卸資産の見直しによる財務体質の早期改善、組織のフラット化・透明性の推進、グループ全体の情報交流による連携シナジーの追求など。
 
 連結数値目標として、08年3月期の売上高647億円、経常利益62億円、当期純利益35億円、自己資本比率19.3%、D/Eレシオ4.2倍という数値を、11年3月期には売上高758億円、経常利益76億円、当期純利益43億円、自己資本比率38.8%、D/Eレシオ1.6倍にまでもっていく、としている。
 
 


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