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マンション販売事業は利益4割増/新日本建物08年3月期決算

 (株)新日本建物は15日、2008年3月期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~08年3月31日)の連結売上高は822億1,700万円(前年同期比12.3%増)、営業利益51億1,000万円(同▲22.0%)、経常利益39億7,700万円(同▲13.6%)、当期純利益20億1,700万円(同▲10.5%)の増収減益。

 主力の流動化事業は、引き渡し件数が20件(同▲8件)となったものの、大規模案件が多かったことから売上高は328億7,900万円(同19.4%増)を計上した。しかし、保有不動産の評価損13億5,400万円を減価計上したため、営業利益は33億9,500万円(同▲21.4%)にとどまった。

 マンション販売事業は、19棟・1,160戸(同34.8%増)を計上し売上高353億5,500万円(同28.4%増)と伸長。販管費も抑制したことで営業利益も26億7,500万円(同40.2%増)となった。

 次期については、連結売上高858億円、営業利益47億4,000万円、経常利益30億4,000万円、当期純利益17億8,000万円を見込んでいる。


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