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建築資材等の高騰等で純利益46%減/スターツ08年3月期決算

 スターツコーポレーション(株)は15日、2008年3月期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~08年3月31日)の連結売上高は1,350億9,600万円(前年同期比17.6%増)、営業利益は70億1,000万円(同▲16.5%)、経常利益62億8,100万円(同▲17.4%)、当期純利益は14億6,100万円(同▲46.1%)となった。

 当期末の不動産管理物件数は、アパート・マンションが9万5,106戸(前期末比5,374戸増)、月極め駐車場台数7万9,030台(同3,217台増)、時間貸し駐車場「ナビパーク」が2万245台(同4,486台増)。また、社宅管理代行業において、12企業より住宅3万5,052室、駐車場5,363台を受託。これに、分譲マンション管理戸数2,824戸、24時間緊急対応サービス「アクセス24」受託戸数12万1,103戸(同3万1,847戸増)を加え、さらにビル棟施設管理棟数を合わせ、住宅は25万4,085戸、駐車場は10万4,638台、ビル・施設管理803棟となった。不動産営業店舗「ピタットハウス」ネットワークは、08年3月末時点で全国389店舗となった。

 また、カード式住宅用鍵等を製造販売するシャーロック(株)など新たに5社を連結子会社としたことで売上高は増加したが、建築資材等の高騰や建築基準法の改正等で減益となった。

 なお、次期については、連結売上高1,170億円、営業利益77億円、経常利益68億円、当期純利益16億円を見込んでいる。


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