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店舗網842店、賃貸仲介件数20万8,788件に/エイブル08年3月期決算

 (株)エイブルは23日、2008年3月期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~08年3月31日)の連結売上高は361億8,200万円(前年比3.4%増)、営業利益は21億7,600万円(同43.2%増)、経常利益は24億5,000万円(同20.5%増)、当期純利益は9億4,400万円(同61.6%増)。

 同期、同社は各営業店の収益性の向上を目的に、スクラップアンドビルドを実施。直営店を32店減少させた(新規出店9店、店舗移転18店、退店41店)結果、直営拠点は合計504店となった。また、ネットワーク店総数338店を加えると、エイブル店舗網は842店となった。

 仲介事業では、仲介手数料収入が137億8,300万円(前期比▲3.0%)、更新手数料収入が27億6,600万円(同7.8%増)となり、同事業の売上高は165億5,000万円(同1.4%)。なお、収益性の低い店舗を廃止した結果、収益は向上したものの売上高は減少した。なお、賃貸仲介件数は20万8,788件(同▲3.9%)。

 また、賃貸アパート・マンションの室内リフォーム・消毒等を請負う仲介関連事業は、売上高120億2,100万円(同4.5%増)。

 そのほか、管理事業は売上高60億3,100万円(同10.8%増)、ネットワーク事業は売上高7億2,400万円(同▲2.4%)となった。

 次期については、売上高380億円、営業利益285億円、経常利益32億5,000万円、当期純利益15億7,000万円を見込んでいる。


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